July, 25, 2018, Ann Arbor--業界団体AIAが発表した統計によると、北米のマシンビジョンコンポーネントとシステムの販売は2018年第1四半期(1Q18)に前年比19%成長で7億900万ドルだった。これは四半期販売として新記録である。
マシンビジョン販売全体は、コンポーネントとシステムを含む。マシンビジョンコンポーネントカテゴリは、第1四半期に28%成長で新記録、1億700万ドルに達した。コンポーネントの成長は主にカメラ販売が牽引しており、44%増、6500万ドルとなった。オプティクス(16%増、1200万ドル)およびソフトウエア(9%、500万ドル)市場も成長した。
マシンビジョンシステムカテゴリは、1Q18に17%増、5億9700万ドルだった。システムカテゴリの中で、スマートカメラの販売は26%増、1億900万ドル、一方アプリケーションに特化したマシンビジョン(ASMV)システムは16%増、4億8800万ドル。
AIAのVP、Alex Shikanyは、「業界専門家による最近の調査では、45%の回答者が、次の2四半期に市場は成長すると答えている。42%は、低迷、13%は下降に備えると回答。より小型で、直観的、コスト効果が優れていて、接続性の高い自動システムの補完となるビジョンシステム需要が引き続き存在するとわれわれは見ている」と分析している。
「ビジョン技術は、増え続ける自動アプリケーションに組み込まれつつある。その技術によって複雑な問題を解決する新たな方法が可能になるからである。自律走行車、AI、無人航空機(UAVs)などの世界的トレンドは、ビジョンとイメージングに強く依存している、これはこの産業にとってよい前兆である」と同氏はコメントしている。
(詳細は、www.visiononline.org)