June, 9, 2016, Talamona--イタリアのタラモナ(Talamona)にあるGE Oil & Gas工場に2つの新しいコンポーネント製造ラインが導入された。
新しいノズル製造ラインは、同社初の自動化された製造ライン。新しい積層造形ラインは、レーザ技術を使って、ガスタービン燃焼室用の最終バーナーを3Dプリントする。この新しい製造ラインは、このサイトを石油とガス業界の先端的拠点とするものである、と同社は説明している。
アップグレードされたタービンとコンプレッサコンポーネント製造工場の公式発表は、2年にわたる1000万ユーロの投資の結果である。
新しいノズル製造ラインは、GE Oil & Gas工場では初の完全自動化ライン。ここでは、放電加工機、計測およびレーザビーム溶接を含む10の多様な技術を使用できる2台の関節ロボットが採用されている。この新しい製造ラインにより、GE Oil & Gasはタラモナでコンポーネントを製造する。
GE Oil & Gasは、コンポーネント製造の高速化と高精度化を可能にする積層造形に進んでいく業界の先駆となっている。この技術は、航空機製造、医療および設計業界でも大量に採用されており、エネルギー製造では次の最先端技術の代表となっている。NovaLT16ガスタービンのプロトタイピング中に多方面から評価を行った結果、GE Oil & Gasは同技術をフル生産に移行させることを決定した。これによって設計能力強化、サイクルタイム縮小、製品品質の向上が可能になる。