June, 24, 2015-- 米コヒレント社は、メディカル用途向けに、波長1060 nmと1470 nmの高出力半導体レーザをリリースし、製品ラインアップを拡張した。 自社の半導体レーザ製造ラインを強化し、優れたバッチ間の一貫性や品質を満たす高性能な半導体レーザを提供する。
波長1470 nmモデルは、出力35W(CW発振)の低フィルファクターバーで、直接使用する用途の他、ファイバーカップリングやビームコンバイニングに理想的である。 主な用途は、前立腺肥大症などの泌尿器科治療、砕石術、血管手術、静脈レーザ処置(EVLT)、美肌若返りレーザ療法、にきび治療など外科手術や美容整形レーザ治療などである。 出力35Wの波長1470 nmバーの出現により、特に高出力を必要とする用途で、より効率的に治療が行え、またシステム構築の低コスト化にも貢献する。
波長1060 nmでは、出力100Wバーと低フィルファクターの出力40Wバーを提供する。 主な用途は、外科手術と脱毛である。 40Wバーは、ビームコンバイニングやファイバーデリバリーが求められる応用に理想的である。 一方、100WバーはkWクラスの脱毛など高出力用途で費用対効果を向上する。
【アプリケーション】
外科手術
美容整形レーザ治療
コヒレント・ジャパン株式会社 産業用レーザセールスグループ
☎03-5635-8700