January, 21, 2015, Vancouver--ベベリサンテ・テクノロジー(Verisante Technology, Inc)は、BC Cancer AgencyとImperial College Healthcare NHS Trustと提携して、同社の独占ライセンスプラットフォーム技術の新たなアプリケーションを開発する。
Imperial College Healthcare NHS TrustはVerisanteのレーザラマンシステムを利用して、腫瘍と正常な脳組織との辺縁を確定する研究を行う。Verisanteは、NHSにラマンシステムを提供する。BC Cancer Agencyの統合ガン科著名研究者、Dr. Haishan Zengが、研究で使用される内視鏡ラマンプローブ開発リーダーとなる。
脳腫瘍患者にとっては、まずは手術することになるが、これは当然ながら非常に難しく、非常に高い精度が要求される。脳腫瘍除去の大きな障害の1つは、腫瘍と正常な脳との境界が肉眼では識別が非常に難しい、手術用顕微鏡を使っても難しいことである。研究グループは、ロンドンのCharing Cross Hospitalで行われた脳腫瘍手術からデータを収集することに重点的に取り組む。
「この国際的なパートナーシップにより、ラマンレーザ分光システムを使って手術中の脳腫瘍の診断とマッピングが肉眼を超えたレベルになると考えている。この研究は、人間の脳の手術中にラマン分光を初めて適用するという点で他に例がない」とBabar Vaqas氏はコメントしている。