December, 8, 2020, 京都--島津製作所は、12月2日に「血中アミロイドペプチド測定システム Amyloid MS CL」(アミロイドMS CL)について管理医療機器(クラスⅡ)としての承認を取得した。リバランス通知に基づく、「診断の参考情報となり得る生理学的パラメータを測定する診断機器」としての承認となる。
「アミロイドMS CL」は、血中のアミロイドペプチド(アルツハイマー病の特徴であるアミロイド斑の主要成分)を測定し、アミロイドβ(同疾患の原因と見られるタンパク質)に関連するバイオマーカー値を提示する製品(発売時期は未定)。島津製のマトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間型質量分析計「AXIMA Performance CL」やデータ解析用ソフトウェアなどで構成されている。従来からある陽電子放出断層撮影(PET)イメージングや脳脊髄液(CSF)検査と異なり、被験者の負担が小さい検査を実現する。
(詳細は、https://www.shimadzu.co.jp/)