August, 11, 2020, Morrisville--Wasatch Photonics Incは、深部組織、SD-OCTイメージング向けに新しい1600 nm OCT分光計Cobra OCT分光計製品ラインを拡張した。
Cobra 1600は、同社の既存25以上の市販OCT分光計モデルをベースにしている。これらは可視800nm、1050nm、1300nm波長、カメラ速度250kHzまで。追加の1600nmモデルは、高散乱組織や材料で高深さ浸透、高コントラストであり、アプリケーションは心臓学、神経学、皮膚病、歯科、それに非破壊検査。
Cobra 1600 OCT分光計は、中心波長1570nmで240帯域を利用し、スペクトルドメインコヒレンストモグラフィ(SD-OCT)、または光コヒレンス顕微鏡(OCM)に利用すると、高い距離分解能が得られる。Cobra 1600は、高散乱、低含水量のサンプルでは1300nmよりも浸透深さが25%優れており、コントラストや分解能の大きな損失はない。76kHzおよび147kHzラインレートモデル、重量わずか1.4kgで提供される分光計は、Wasatch PhotonicsのC++、LabView、及びMatLab用高速アクセスソフトウエア開発キットを使いCamera Linkで読み取り可能である。Wasatch PhotonicsのOCT分光計ラインの一部として、Cobra 1600は、同社特許、業界トップのOCTグレーティングをベースにした、高感度、低ロールオフに最適化された高効率光設計を利用している。これにより同社は、その分光計を他の帯域、中心波長に容易にカスタマイズできる。
(詳細は、https://wasatchphotonics.com)