April, 22, 2020, Jena--固有の照射原理を持つライトシート蛍光顕微鏡(LSFM)により、生きた生命体全体、組織、発達中の細胞の高速で穏やかなイメージングが可能になる。
ZEISS Lightsheet 7の高い安定性により研究者は、かつてないほど少ない毒性で、長い時間、数日でも生きたサンプルを観察できる。新しいライトシート顕微鏡は、非常に大きな光学的に透明な標本全体を細胞下の解像度でイメージングできる。ZEISS Lightsheet 7の専用のオプティクス、サンプルチャンバ、サンプルホルダを選択クリアリング法の屈折率に調整して大きなサンプル、マウスの脳全体でも、観察できる。
光学的に透明な試料
光学キリアリング法の選択は、組織のタイプ、蛍光ラベル、サンプルそのもののサイズに依存する。ZEISS Lightsheet 7は、多くの条件に適合するように設計されている。最大2㎝までの試料、屈折率1.33~1.58の間で、ほぼどんな透明溶液でも収容可能。安定したターンキーシステムにより、細胞下解像度のデータとともに概観画像を撮ることができる。研究者は、光学的に透明なオルガノイド、回転楕円体、器官、脳、他の標本の高速で穏やかなLSFMイメージングができる。
生きた標本の観察
ZEISS Lightsheet 7は、pco.edge sCMOSの高い量子効率を特徴としており、弱光レベル照明でも最速プロセスの観察ができる。研究者は、生態への励起光の悪影響なしで、大きなサンプルの実生活を見ることができる。垂直方向の標本および最高フレームレートにCMOSディテクタZEISS Axiocam 702CADソフトウエア利用することができる。特殊なサンプルチャンバが、生細胞実験に適切な環境を維持するために、加熱、冷却、CO2を供給する。Muliviewとトリガリングオプションを追加して外部デバイスを制御すると、ほぼ無限の有機体の生きたプロセスを観察することができる。
より広いアプリケーション範囲を柔軟に
ZEISS Lightsheet 7は、LSFMイメージングをさらに進めて、最高画像品質で広いアプリケーションに取り組むことができるようにする。新設計のオプティクスとサンプルチャンバによりユーザは、オプティクスをサンプルの屈折率に調整できる。新しいサンプルホルダにより大きな標本を簡単にマウントできる。スマートソフトウエアは、イメージングパラメタの定義をアシストする。例えばライトシートやサンプルの位置、適切なズーム設定、タイルと位置、データ処理パラメータ。これら新しい特徴の全ては、円筒レンズオプティクスとレーザスキャニングの高信頼ZEISS統合と連動して、照明ライトシートを生成。特許のPivot Scan技術は、最高の画像品質のために人為的影響のない光学段目を提供する。
(詳細は、https://images.zeiss.com)