March, 22, 2019, Saxonburg--II-VI Incorporatedは、バイオメディカル計測装置向けにファイバ結合可視光レーザを発表した。
このファイバ結合レーザは、II-VIのQOMOシリーズ可視光レーザの一部である。これらは、フローサイトメトリ、共焦点顕微鏡、蛍光分光法など先進的バイオメディカルアプリケーションで利用される。II-VIのファイバ結合レーザは、分析機器組込み、製造アセンブリ、フィールド利便性を大幅に改善、簡素にし、顧客は厄介なビームデリバリシステムの設計、製造、アセンブリをする必要がない。この可視光レーザは、偏波保持シングルモードファイバに結合しており、これにより空間モード変動を除去し、一貫してほぼ完全なM2ビーム品質1.1以下、優れたポインティング安定性、極低ノイズを実現する。
II-VIインダストリアルレーザグループVP、Chris Koeppen氏は、「ファイバ結合可視光レーザは、Time to Market短縮、製造性向上、市場トップのパフォーマンスという大きな利点を顧客に提供するものである。さらに、QOMOレーザ製品シリーズは、光ネットワークで数10年のフィールド実証された信頼性を持つ、II-VIの確立されたハードウエアおよびソフトウエアプラットフォームを利用している」とコメントしている。
QOMOシリーズファイバ結合可視光レーザは、出力30、50、100mW、波長405, 488, 638 and 660 nmで入手可能。II-VIのバイオメディカルアプリケーション向けの広範な製品ポートフォリオには、鞘細胞、ゼロピクセルシフトフィルタキューブ、可視光およびUV波長オプティクスやフィルタ、TECベース精密空気および流体温度制御システムなどがある。