August, 7, 2018, Burlington--Infraredx, Incは、Makoto Intravascular Imaging Systemと付属のDualpro血管内超音波および近赤外分光(IVUS+NIRS)カテーテルを日本で発売すると発表した。
Infraredxは、冠動脈病変のための血管内イメージングの先駆的企業。
この発売は、2018年春、日本の10を超える病院を含む、限定市場発売に続くものである。
Infraredxの社長/CEO、Jason Bottiglieriによると、IVUS+NIRS技術は、介入性心臓病学の領域を劇的に変える可能性を持つ。1つのカテーテルで2つの独自撮像法により心臓専門医は、他のイメージングカテーテルの2倍の情報を得ることができ、個人別治療法決定への情報取得に役立てられる。
Makoto Intravascular Imaging SystemとDualproカテーテルは、IVUS+NIRSを使って血管構造とプラーク成分を特定する、市場で唯一の技術である。発売は、2017年8月、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の市場承認を受けたものである。
「日本では、経皮冠動脈介入中、血管内イメージングに強く依存していて、これは標準的な処置のようになっており、血管内イメージングを使う血管形成手順の約90%になる」と和歌山医科大学、Takashi Kubo,MD, PhD.はコメントしている。「Makoto Imaging System とDualproカテーテルは、次世代イメージング技術であり、優れたデリバビリティと病変診断能力、クラス最高の画像解像度を提供し、狭窄の程度やプラーク負荷を簡単に判定する」。
Dualproは、拡張帯域IVUS技術を備えた市場で唯一のイメージングカテーテルである。ブロードバンド周波数と注意深い処理により、Dualpro IVUSは、焦点深度に妥協することなく、クラス最高の画像解像度を提供する。NIRS技術で収集したデータは、Chemogramに変換される。これは、脂質コアプラーク(LCP)を判定する解釈が容易な、カラーコードマップであり、安定したプラークと危険なLCPの区別に役立つ。併せて、IVUS+NIRSにより心臓専門医は、LCPが心臓病で果たす役割に対して圧倒的な洞察力を持つことになる。
世界には画期的な研究があり、それには現在進行中のLipid-Rich Plaque (LRP) Studyが含まれる。これは究極的には重度の心臓麻痺を防ぐものである。Makoto Imaging SystemおよびDualpro IVUS+NIRSの米国市場での発売にともない、見込みのあるマルチセンターLRP Studyの成果が、2018年下半期に期待されている。同技術は現在、LCP検出に適用される、唯一のFDA承認デュアル方式カテーテル、イメージングシステムである。
(詳細は、www.infraredx.com)