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世界最小のウエアラブル電子デバイスを開発

January, 17, 2018, Evanston--ノースウエスタン大学John Rogersのチームは、ロレアル(L’Oréal)と共同で、紫外線照射をモニタする、この種の物で初の微小ウエアラブルデバイスを発表した。
 研究チームは、世界的な美容会社ロレアルと協働して、世界最小のウエアラブルデバイスを開発した。非常に薄く、羽のように軽いセンサは指の爪に貼りつけることができ、太陽からの紫外線露光を正確に計測できる。
 雨滴のように軽く、外周がM&Mより小さなそのデバイスは、太陽パワーで動作し、世界で最も高度で正確なUV線量計を内包している。同デバイスは、CES2018でUV Senseとして発表された。
 John Rogersは、「より大きな目標は、個々人が自分のレベルで太陽露光を調整することによって、命を救い、皮膚ガンを減らせる技術プラットフォームを提供することである」とコメントしている。
 UV Senseは可動部分はなく、電池もなく、防水である。身体や衣服のほとんどどこにでも貼りつけることができ、そこで独自の蓄積モードでUV露光を連続的に計測する。
 同教授によると,デバイスは、すでに発表されているものと比較して桁違いに小さい。「また、最も有害なUV光を直接計測する数少ないセンサの1つである。さらに、同時に体温も記録する。体温も、太陽露光との関連で非常に重要である」と同氏は話している。
 ユーザは、スマートフォンにアプリをダウンロードするだけでよい。次にデバイスの上でスマートフォンをスワイプし、太陽に対するその日、または継続時間で露光を見ることができる。アプリは、屋外活動にとって紫外線強度が少ない時間を示唆し、露光過多を心配する人に心の平安を提供する。
 研究チームは、国立衛生研究所から約200万ドルの助成金を得て、メラノーマの危険性がある患者群とともに、太陽露光の人間臨床研究に指の爪にUVセンサを使用する。
 Rogersは、「太陽光は、知られている中で最も強力な発ガン性物質である。人に知られている他の発ガン性物質で最も多くのガンに関連している、シカゴでも、世界中どこでも」とコメントしている。
(詳細は、www.northwestern.edu)