June, 16, 2016, Marlborough--ボストンサイエンティフィック(Boston Scientific Corporation)は、同社のGreenLight XPS Laser Therapy Systemが、国立医療技術評価機構(NICE)から積極的ガイダンスを受けたと発表した。同システムは、良性前立腺過形成(BPH)として知られる前立腺肥大の治療に使用される。NICEは、患者の転帰改善のために英国の健康保険サービス(NHS)に証拠に基づいたガイダンス、助言と基準を提供している。
評価では、NICEは高いリスクのないBPH患者の治療にGreenLight XPS Systemを採用することは、NHSにとってコスト低減になると結論付けている。NICEは、現在の外科治療、経尿道的前立腺切除(TURP)に対して、GreenLight XPS Systemを広範に採用するとNHSにとっては結果的に年間230万ポンド、最大320万の節約になると推定している。GreenLight XPS 治療は、一般に外来のデイケアベースで行われるからである。デイケア手術英国アソシエーション(BADS 2013)は、次の5年以内に泌尿器外科の90%以上をデイケア処置にすべきであると勧告している。
ロンドンのキングス大学病院のコンサルタント泌尿器外科医師、Mr. Gordon Muirによると、GreenLight XPS Laser Therapy Systemは、ほぼすべての人に、従来の手術に適さないと考えられる人にも適用できる。
NICE評価チームは、ボストンサイエンティフィック社が提出した情報を独立した臨床研究とともに検討した。欧州9か国の291患者でランダムプロスペクティブ臨床試験を行い、GreenLight XPS Laser Therapy SystemとTURPを比較した。この研究は、レーザ治療は、初期処置後の深刻な合併症が少ないこと、再入院や転帰が少ないことを実証している。