April, 13, 2015, St. Andrews--セントアンドルーズ大学とM Squared Lasersは提携し、ガンなど生命を脅かす状態の発見と治療に役立つ新技術を開発する。
新たな技術移転契約IPR Technology Transfer Agreementは、100を超える特許の広範なポートフォリオをカバーし、健康分野向けの商用アプリケーション開発に研究者が使用できるようにする。一連の特許は、マイクロ流体工学、分子分別と分類、光ピンセット、細胞ポレーション、イメージング、ラマン分光分析技術を含む多様なバイオテクノロジー分野をカバーする。
セントアンドルーズ大学のKishan Dholakia教授は、今回の契約に関連して次のように説明している。
これから探求しようとしている一つ重要な分野は光散乱(ラマン)の利用だ。これは、正常な細胞と病気の細胞や組織を正確に区別することでガンと闘うことに使用できる。同様にして、ラマンと蛍光技術の利用とを結びつけると、高価な蒸留酒とスピリッツの確認でも使用できる。
より広範囲には、人の脳の働き方について新しい情報を明らかにしようとしている。最先端のコンパクトなイメージングプラットフォームの利用は、レーザ照射によるダメージを最小化できるので、細胞のプロセスがよく分かるようになり、これによって神経ネットワークやアルツハイマーのような状態について理解が進むと考えられる。
レーザベースのバイオフォトニクス製品の実用的なアプリケーションに注力することで、スコットランド、UKおよび世界の他の企業とともに新製品を開発することを目標にしている。
(詳細は、www.m2lasers.com)