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Rockley Photonics、提携により次世代ヘルスモニタリング開発

November, 16, 2021, Oxford/Pasadena--Rockley Photonicsは、新たな研究提携を発表した。これは先進的センサと人工知能を統合する次世代ソリューションの開発に重点を置いている。提携には、 Caltech’s Sensing to Intelligence (S2I) Centerが含まれている。

S2I Centerは、ホーリスティックな学際的アプローチにより、通常は孤立した2つの分野、センシングとイメージング分野、コンピュテーションとアルゴリズム分野を統合しようとしている。これら両分野統合の目的は、より強力でインテリジェントなセンシングシステムの開発、Rockleyの健康モニタリングアプローチと完全に足並みをそろえることである。これは、フォトニクスベースのセンサ技術と最先端の人工知能(AI)およびデータ分析を統合する。

S2Iへの投資によりRockleyは、幅広いプロジェクトのサポートを計画している。これには、最先端のフォトニクスセンサを使用する新しい集積分光計技術が含まれる。S2I Centerの研究者は、スペクトルデータと個々のバイオマーカーの関係を探求し、さらに分析して、健康モニタリング機能を広げ、強化する。また、そのプロセスでRockleyのプラットフォームを利用する。

Rockley PhotonicsとCaltechは、以前に研究プロジェクトで提携していた。これにはワンパッケージ化されたオプティクス、最先端のオプティクスとエレクトロニクスの協調設計と統合が含まれる。この新しい合意は、すでに強力になっている関係を深める。
「Rockleyのサポートにより、インテリジェントセンサシステムを実現するために集積センサ技術とマシンラーニングアルゴリズムを活用する機会が得られると考えている。このようなシステムは、データを処理、解明し、患者や医者への情報の過負荷回避に役立ち、誤判定を避けることができる。われわれは、個人の健康と幸福の変革可能性は無限であると考えている」とCaltechとS2I戦略ディレクタ、Azita Emamiはコメントしている。

バイオセンシングおよびヘルスケア向けAI開発でRockleyとCaltechの経験を活用し、この提携は、Amazon Web Services (AWS)のようなプラットフォームの先進的機能を活用し、新たにクラウドベースサービスも研究する。
(詳細は、https://investors.rockleyphotonics.com/)