June, 20, 2018, Framingham--Clinical Laserthermia SystemsAB (CLS)とExact Imagingは、商業的提携により、高分解能マイクロ超音波ガイド集束レーザアブレーション(FLA)製品を共同で最適化する覚書(MoU)に署名した。目標は、局部的前立腺ガンやBPHの患者のイメージガイド集束処置の優れたソリューションを泌尿器市場に提供することである。
CLSは、欧米市場で、TRANBERG 温熱療法システムを画像誘導FLA用にマーケティング、販売する。イメージガイドは,医師がMRI、あるいは超音波イメージを使い、例えばターゲット、機器の誘導配置を特定する、またFLA処置のモニタリングをする。Exact Imagingは、高解像度マイクロ超音波システムの世界的リーダーであり、前立腺のリアルタイムイメージング、生検誘導を容易にする。同社のExactVuプラットフォームは、的を絞った前立腺生検処置中に画像誘導に主として用いられている。
「所期の提携は、両社の製品提供を強化し、対象市場を拡大し、販売力をさらに強める。超音波装置は、現在、ほとんどの病院で利用可能である。しかし、29MHz ExactVuシステム、Exact Imagingのマイクロ超音波プラットフェームは、ユーザの能力を飛躍的に高め、病変組織を見たり、CLS機器を正確に設置できるようになる。最も重要な点は、FLA処置そのもののモニタリングが改善されることである。目的は、泌尿器市場に、最も安全で、最も完璧で、コスト効果の優れたソリューションを、前立腺やBPHの局所的治療向けに提供することである」とCLSのCCO、Dan Mogrenは説明している。
CLSの推定では、良性前立腺過形成(BPH)と局部前立腺ガンの画像誘導局部治療の対処可能市場全体(米国/EU/日本)は,年に約50万処置になる。CLS製品は、現在、カナダ、トロントのトロント総合病院で臨床試験が行われている。試験は、局部前立腺ガンのイメージガイドFLAを調べる。これは、同病院の25名の患者で実施される。
(詳細は、https://news.cision.com/cls)