August, 6, 2015, 東京--ファナックと古河電気工業 (古河電工)は、産業用光ファイバレーザ(ファイバレーザ)の基幹部品である高出力レーザ・ダイオード・モジュール(LDM)の開発、製造を行う新会社を7月31日に設立した。
両社は、切断や溶接用途として、金属加工分野で急速に普及が進んでいるファイバレーザの基幹部品であるLDMの合弁会社設立に2015年4月に上期中の設立で基本合意し、準備を進めてきた。合弁会社には、ファナック、古河電工が各50%出資し、両社から役員を選任している。代表取締役社長 西川祐司(ファナック 執行役員FA事業本部レーザ研究所長)、代表取締役副社長 塚本英俊(古河電工 情報通信ソリューション統括部門 ファイテル製品事業部門 半導体デバイス部 モジュール生産技術グル ープ マネージャー)。資本金は450百万円。営業開始は2016年4月(予定)。
FFレーザ株式会社(FF Laser Corporation)は、ファナックの自動製造技術、古河電工の高出力半導体レーザ技術という両社の技術力を融合し産業用高出力LDMの量産に邁進するとともに、LDM高出力化を目指す。
合弁会社設立期日 2015年7月31日