May, 18, 2015, Framingham--3Dプリンターは近年評判が高まっている。普及率の増加とソリューションがさらに発展するにつれ、プリンター市場は大きく伸びると見られている。
IDCの新しい調査結果によると、3Dプリンティングを利用している企業では回答者の90%が「非常に満足」していることから、商機は豊富である。この高い満足度の多くはビジネス的な利益に関連しており、創造過程における3Dプリンターの利用拡大がもたらしたものだ。
製造業や大企業は現在、3Dプリンター販売では最も有望な市場であるが、新たなビジネスチャンスが継続的に立ち上がると見られている。「このようなプリンターは一般に、特殊製造ワークフロー向けに導入されるが、一旦設置されると、他のアプリケーションに急速に広がる」とハードコピー周辺ソリューションとサービス担当VP、Keith Kmetz氏は説明している。「3Dプリンティングのコストとタイム・ツー・マーケット(Time to Market)の大きなメリットを認識していた初期導入者が勝利を収めたが、究極的に3Dプリンティングを次の段階に進めるのは、商機導入者の全般的な満足度と利用拡大力である」と同氏は指摘している。
その他の調査結果
・使いやすさやサービスサポートなどの特徴は、回答者にとって価格とほぼ同様の重要度がある。
・ベンダーと顧客との直接的な関係は重要であるが、これは企業規模や業界によつて変わる。
・3Dプリンター普及率は、組織の大きさにともなって増加する。
・現在3Dプリンターを利用していない回答者は、3Dプリンター全般に対する関心はあまりないが、3Dプリンターの普及が本流になるにともい、これが変わるとIDCは見ている。