May, 14, 2015, Dallas--マーケッツアンドマーケッツ(MarketsandMarkets)の「ディスプレイ市場」レポートによると、ディスプレイ市場全体は2015-2020年にCAGR 6%で成長して2020年には1555億4000万ドルに達する。2013年は、家電セグメントが最大市場シェア54%だった。
世界のディスプレイ市場は、世界中で販売/製造されているディスプレイ技術とタイプの全体をカバーする。それに含まれるのは、スマートフォン、TV、ラップトップ、e-リーダーなどのコンシューマ製品で主に使用されている様々なディスプレイ。ディスプレイ市場は、CRTなど従来のディスプレイから急速にLCD、TFT-LCD、LED-LCD、LEDディスプレイなどに変化した。最新ディスプレイタイプはOLEDで、これは、タブレットやe-リーダで主に用いられるLEDディスプレイやE-Inkの拡張バージョン。ディスプレイ市場でニッチな他のディスプレイ技術には、DLPやLCoSディスプレイ技術があり、これらはプロジェクタや他の関連ディスプレイ製品やアプリケーションで用いられている。
フラットパネルディスプレイを含む従来のディスプレイタイプからフレキシブルディスプレイへの緩やかな移行が、ディスプレイ市場に大きな影響を与えた。フレキシブルディスプレイタイプをベースにした製品やアプリケーションに対する需要の立ち上がりにもレポートは触れている。現状では、このようなディスプレイはスマートフォンやタブレットなどで用いられている。最新のディスプレイタイプには、透明、3Dディスプレイが含まれる。これらは発展途上にあり、まだ商業的に実現可能にはなっていない。