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ViaLase、開放角緑内障に対するフェムト秒レーザトラベキュロトミーを評価するIDE臨床試験で治療を受けた初の患者を発表

December, 19, 2025, Aliso Viejo--ViaLase, Inc.は、緑内障に対する切開不要かつレーザベースのソリューションを先駆けて開発する臨床段階の医療技術企業であり、同社の米国の臨床試験(IDE)における初の患者が治療を受けたことを発表した。
この試験は、緑内障の管理のためのフェムト秒レーザトラベクロトミー手術を評価している。緑内障は生涯にわたる進行性かつ治療不可能であり、世界的に不可逆的な失明の主要な原因となっている。

この前向き多施設無作為比較試験は、ViaLase手技を眼圧(IOP)低下のための標準的なレーザ治療である選択的レーザトラベキュロプラスティ(SLT)と比較して評価する。この試験はFDAと協議の上で設計され、米国でのクリアランスと商業化を目指しており、切開なしアプローチによる眼圧低下の最も厳格な評価の一つを示している。

「この試験で最初の患者を治療することは、ViaLaseだけでなく、より広い緑内障コミュニティにとっても重要な節目である」と、ミネソタ眼科コンサルタンツの創設パートナー兼担当外科医でありViaLaseの重要な試験の医療モニタ、Thomas W. Samuelson, MDは話している。「初めて、次世代の切開なし管手術とスリル・リトリート(SLT)を比較するランダム化データが得られる。この結果は、医師と患者が切開を必要としない、薬理学的でない安全で効果的かつ耐久性のある治療法を求める中で、緑内障治療のパラダイムを一変させる可能性がある。」

ViaLaseの最高経営責任者Shawn O’Neilは次のように付け加えた。「ViaLaseの使命は、緑内障患者のIOP管理のための新しいアプローチを開発することである。このIDE試験は、ViaLase手術を必要とする何百万人もの緑内障患者に広く利用可能化するための重要な一歩である。われわれは、この技術が緑内障ケアの全く新しい時代を切り開く可能性を秘めており、その時代は正確さ、安全性、そして患者体験が治療の基準を定義する時代を切り開く可能性があると信じている。」