住宅向け照明コントロール出荷、2023年までに約11億

January, 13, 2015, Boulder--ナビガントリサーチ(Navigant Research)の最新レポートは、住宅用省エネ照明と照明コントロールの世界市場を分析している。これには、2023年までのLED、白熱電球、ハロゲン、蛍光灯の世界市場予測が含まれる。
　住宅用省エネ照明市場は変化の途上にある。特にLED価格が下落し、新しい照明技術が登場してきているためだ。多くの住宅用アプリケーションはネットワーク接続されたLEDに重点を置いており、デバイスの遠隔制御や相互作用が可能になっている。ナビガントリサーチのレポートによると、住宅用照明コントロールの世界的な出荷は、2014-2023年の間に総数約11億に達すると予測されている。
　「ホームエネルギー管理とホームオートメーションの動きが活発になっており、スマートライティングが両方で重要な役割を果たす」とシニアリサーチアナリスト、Jesse Foote氏は説明している。「消費者は、ネットワーク接続された照明がエネルギー管理の便利な方法であり、また安全、セキュリティ、機能要素と結びついており、何度かスマートフォンを操作するだけでよいことが分かっている」。
　多くの国々が白熱電球を徐々に減らしたり、禁止したりしているので、LEDは、さらに勢いを増すと見られている。コンパクトなCFLなど、代替技術は相対的に安価ではあるが、LEDは健康上の心配がなく、パフォーマンスも優れている、とレポートは説明している。