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フレキシブルOLED製造を目指したBMBF支援共同プロジェクト

November, 12, 2014, Dresden--ドイツ連邦教育研究省(BMBF)から助成金を受けた共同プロジェクトR2D2は、2014年11月にスタートする。目的は、フレキシブルOLEDの製造のための生産関連工程と技術の調査。
 有機発光ダイオード(OLED)は全域を照らすが、電球、省エネランプや古典的なLEDは点光源である。OLEDは、非常に低消費電力の透明光源を可能にし、さらに柔軟で曲げやすい基板に適用できる。このような進化に関連した画期的な光と設計可能性の世界は、世界中のOLED照明技術の開発努力に重要な影響を及ぼしていた。最近5年間の進歩は、初のフレキシブル実証形態においてこのビジョンの技術的な実現可能性を証明した。
 「BMBF支援プロジェクトR2D2は、柔軟で成形可能なOLEDの製造に向けて、製造関連のプロセスと技術を研究する。個別製造とロール・ツー・ロール技術アプローチを追求している。これらの製造コンセプトの得失、シナジーの可能性を見定める。OLEDの現状の課題、輝度の耐久性、効率、均一性も同時に対処する」(フラウンホッファFEP、コンソーシアムリーダー、Dr. Christian May)。
 製造されたフレキシブルOLEDモジュールを自動車、航空機、家庭用機器で利用するためにシステムに組み込むことはR2D2の主要研究テーマの1つとなっている。こうしたアプリケーション領域の要求にしたがって、アプリケーションに適した耐久性があり効率の高い材料、組立、接続技術、システム組み込み技術が研究開発されることになる。Novaledの参加で、世界有数のOLED材料と技術の専門家がコンソーシアムのメンバーとなる。
(詳細は、www.fep.fraunhofer.de)