October, 23, 2014, Manchester--カドミウム(Cd)フリー量子ドットの開発、製造の世界的大手、ナノコグループ(Nanoco Group plc)は、一般照明でのナノコ量子ドット利用に関連して、オスラム(Osram)と次の共同開発契約を締結した。
青色LEDから白色を作る現在の方法では赤色波長の光が弱くなりがちであり、暖かさが不足し、本当の色が出せなくなる。これらの問題は、一定の照明用途ではLED普及の妨げとなっている。ナノコの量子ドットはこうした問題を克服する可能性がある。
ナノコは、優れた性能を持つLED照明を供給することを目的に2011年から、共同開発契約にしたがいOsramと開発を進めてきた。今日までのところ、ナノコのカドミウムフリー量子ドットと青色LEDを合体させる方法の最適化技術の進歩は目覚ましかった。Osramとの期間12ヶ月の新たな協働では、製品開発をさらに進めることになっている。