January, 5, 2023, Premstaetten--ams Osramは、同社のClay Pakyエンタテーメント照明事業をドイツのARRI AGに売却することで最終合意に達したと発表した。取引は、慣例的手続条件に従う。
Clay Pakyは、1976年設立、2014年にOsramに買収された。イタリア、Seriateに本社を置き、プロのハイエンドエンタテーメント照明市場で世界をリードするプロバイダ、レファランスブランドとして認められている。同社は、LEDおよびレーザベースのポートフォリオ拡張により技術的リーダーシップを強化し、革新的な、受賞歴のある動体および可動ミラープロジェクタポートフォリオ、カラーチェンジャ、フォロースポット、プロジェクタ、および様々な照明効果を提供する。Clay Pakyは、世界の最も著名なエンタテーナ、グローバルイベントおよび劇場にとってのリーディングパートナーである。
ドイツ、ミュンヒェンに本社を置くARRIは、カメラや照明システムの設計者、メーカーであり、映画、放送、メディア産業のシステムソリューション、世界的な流通およびサービス網をもつ。
ARRI のCEO Dr. Matthias Erbは、「Clay Pakyの買収は、当社の照明ビジネスへの戦略的、長期的投資である」とコメントしている。「Clay Pakyは、エンタテーメント照明市場でプレミアム認定を享受しており、一方ARRIは、映画や放送照明におけるプレミアムメーカーとして認識されている。両ブランドのこのプレミアムポシションは、両社が理想的な相手であり、統合された親会社の下でそれぞれのビジネスをさらに拡張できる」と続けている。
ams OsramのEVP Business Unit Digital、Dr. Wilhelm Nehringは、「ARRI AGは、Clay Pakyにとって理想的な新しい拠点になる。ARRIのグローバルフットプリント、強力な技術業績と市場に対する理解は、Clay Pakyとその顧客に非常に魅力的な長期的展望を提供する」とコメントしている。
今回の売却に関してams Osramは、最後の部門売却を実行する。これは、同社がOsram買収に続いて追求を表明したことであり、ams Osramは、引き続きハイテク半導体ビジネスおよび自動車&特殊ランプビジネスに集中する。発表は、照明、可視化およびセンシングに集中するams Osramの戦略実行におけるさらなるマイルストーンを示すものである。また、同社の戦略にとって中核ではない事業の売却戦略の表明である。
(詳細は、https://ams-osram.com/)