September, 30, 2022, Munich--ams Osramは、浄化アプリケーション向けにハイパワーUV-C LEDポートフォリオ補完を発表した。OSLON (V 6060は、265nmシングルダイ光源から強力な100mWを出力する。これは最高の殺菌効果を提供する放出波長。内部テストによる、業界トップの電力変換効率(WPE)とともにams Osramは、UV-C処理市場に最適化されたシステムソリューションを提供する。
ams OsramのOSLON UV 6060は、クリーンで浄化された環境のための持続可能なUV-C処理を提供する産業アプリケーションのニーズに合致している。ams Osramのシニア製品マネージャ、Nina Reiserは、「当社のUV-Cファミリにこの高性能エミッタを追加したことに満足している。OSLON UV 6060により当社は、空気、表面および水の浄化と消毒という成長領域でUV-C LEDsの産業化を加速している」とコメントしている。さらに同氏は、「新しいOSLON UV-C LEDは、傑出したWPEでありながら、ハイパワーレベルで最大の殺菌効果を必要とするアプリケーションに最適である。従来の照明技術と比べて様々な利点がある、適応性、コンパクト、インスタント起動機能など。しかし、UV-C LEDsは勢いづいており、あらゆる日常的アプリケーションで、オンデマンド浄化というその特長が有効になる」と同氏は続けている。
200-280nmの波長範囲、太陽からのいわゆるUV-C放射は、地球の大気を透過しない。つまり、バクテリアやウイルスが、わずかながら進化し、それに対する防御機構が存在しない理由である。病原菌が人工生成UV-C放射で照射されると、ウイルス、バクテリアなどの微生物の細胞構造を攻撃する。それが微生物DNAを変更するからである、これが微生物の複製能力を破壊する。
したがってUV-C光は、長年、浄化アプリケーションで利用されてきた。過去に使われた大きくて波長が限られた水銀灯と比べて、進んだAlGaN技術ベースのUV-C LEDは、従来光源に比べてロバスト設計である。コンパクト6㎜×6㎜フットプリントは、顧客にとっては、スペースが重要なアプリケーションに柔軟な設計という付加的利点となり、洗濯機、エアーコンディショナなどで使用時にLEDの直接インストールが可能になる。OSLON UVファミリのハイパワーバージョンは、250mAで光パワー平均100mWを達成している。
(詳細は、https://ams-osram.com)