September, 10, 2014, Stockport--レーザクオンタム(Laser Quantum)は、少サイクル、超短パルスレーザの世界的なメーカーであるベンテオンレーザテクノロジーズ(Venteon Laser Technologies GmbH)を買収したと発表した。
レーザクオンタムは、強力で耐久性の高い連続波レーザのメーカーとして1994年に設立、2011年にGigaoptics GmbHを買収することでフェムト秒レーザ分野に進出してきた。現在のCWおよびGHzレーザにベンテオン技術を加えることで、レーザクオンタムは、高い要求があるこのフォトニクス分野で発展し、超高速市場における地位を強化することができると見ている。
ベンテオンは、何年も前からレーザクオンタムの励起レーザを同社製品の設計と製造に利用してきた。相互依存関係により、サブ5fsパルス生成、最短商用化、レーザクオンタム特許のダイレクトポンプ変調法を用いたキャリアエンベロープ位相(CEP)安定性などについて多数の共同ホワイトペーパーを発表している。
ベントンCEO、Dr Thomas Binhammerによると、レーザクオンタムのレーザは何年も前からベントン製品の不可欠な部分になっている。「レーザクオンタムの一部になることで、われわれはより優れた製品やサービスを幅広い市場に提供できるようになる」と同氏はコメントしている。
ベントンレーザテクノロジーズは、ハノーバの現在の本社にとどまり、R&Dと製造を強化する。レーザクオンタムは、販売、マーケティング、アフターサービスを担当する。