September, 21, 2021, ANSAN--Seoul Semiconductorの子会社Seoul ViosysとUCSBのSanta Barbara’s Solid State Lighting & Energy Electronics Center (SSLEEC)は、1µm径のブルーとグリーンMicroLEDsを開発し、70µm以下の赤色MicroLEDに関連する問題への対処に成功した。これは、外部量子光率(EQE)低下のために量産できていなかった。Seoul Viosysは量産を開始し、それが世界のディスプレイ産業に大変革をもたらすと考えている。
Seoul ViosysとSSLEECチームは、EQE低下と生産歩留まりの問題を克服し、70µm赤色MicroLEDが適用された製品(MC04, MC02)の量産に成功した。加えて、2021年下半期には30µm 1-ピクセルMicroLED製品、2022年には10µmの1-ピクセルMicroLED製品を発表する準備を進めている。
Seoul Viosysは、1µm径MicroLEDs開発で20年、SSLEECチームをサポートして、ウルトラスモールMicroLEDソリューション製造を可能にし、赤色MicroLEDsのEQEを150%向上させることで輝度を改善した。これは、サイズが小さくなればなるほど、発光効率がますます低下するので、適用が制約されていた(Thesis Name: Optics Express 5787, Vol. 28, No. 4 (2020) / Appl. Phys. Lett. 116, 071102 (2020))。
結果的に、Seoul Viosysは、MicroLED技術の改善により、スマートフォン、ARs、VRsなど、全てのディスプレイアプリケーションの急速な商用化を見込んでいる。
「新製品をまず、IP権利を順守する企業に供給するという当社の原則にしたがい、新しいウルトラスモールサイズ10µmと30µm 1-ピクセルMicroLEDsを当社の製品(MC04, MC02, Wicop MINI, etc.)をすでに購入して、使用している顧客に供給する」と同社はコメントしている。
(詳細は、http://www.seoulviosys.com)