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Kulicke & Soffa、Uniqartaの買収によりMini/MicroLED技術を拡大

February, 24, 2021, Singapore--Kulicke and Soffa Industries, Inc. (“Kulicke & Soffa,” “K&S”)は、Uniqarta, Incの100%株式を取得したと発表した。Uniqartaは、米国ケンブリッジの技術系企業。
 この戦略的買収には、Uniqartaの特許ポートフォリオおよび他の知的所有権が含まれる。Kulicke and Soffaの会計年第2四半期の買収完了に先立ち、Kulicke and SoffaはUniqartaと協働して独自のLEDダイ移転技術の商用化に取り組んでいる。

UniqartaのLaser-Enabled Advanced Placement (LEAP)技術は、従来のピック&プレイスアセンブリ法を高精度、超高速レーザ移転配置システムで破壊する。この接触なしのアプローチは、前例のない移転速度で大量の優良ダイを設置する。

この能力は、機能豊富、コスト効果の優れたデイスプレイ技術の広範な採用を可能にするKulicke and Soffaの高精度、次世代ソリューション開発を加速した。この次世代LED移転アプローチは、MiniLEDバックライトの採用を加速させ、同時にダイレクトエミッションMicroLEDアプリケーションの成功要因としても働く。

TrendForceによると、MiniLEDとmicroLEDウエハ量は2025年までの予測期間にCAGR 200%を超える成長が見込まれている。次の2年で、コンシューマTV、タブレットおよびノートブックが、配置装置の大量採用を促進すると予測されている。

「Uniqartaの買収は、K&SにおけるMiniおよびMicroLED技術ポートフォリオ全般を強化、拡大する。この投資は、当社の能力への重要な戦略的追加、価値提案、急発展する先進的ディスプレイ市場への参加を増強するものである」とKulicke and SoffaのVP/CTO、Bob Chylakはコメントしている。

また、UniqartaのCEO、Ronn Kligerは、「LEAPプロトタイプ開発でK&Sと提携後、当社の技術を商用化するベストアプローチは、K&Sの実績あるインタコネクト専門技術、製造能力、強力な顧客基盤との統合であると結論づけていた。統合されたK&S-Uniqartaチームは、既存顧客の製造課題に対処し、次世代の先進的ディスプレイ採用を加速する好位置にある」とコメントしている。

Kulicke and Soffaは、2021年会計年末までに、その新しい先進的ディスプレイシステムの品質認定を開始する予定である。

(詳細は、https://investor.kns.com)