November, 13, 2020, Vancouver--nLIGHTは、金属積層造形(AM)市場向けにAFX-1000を発表した。
同社のプログラマブルレーザ技術を活用したAFX-1000は、高出力ファイバレーザで、フリースペースオプティクスを利用することなく、シングルモードビームと他のビームプロファイルとを切り替えられる。
nLIGHTのCTO/AMジャネラルマネージャ、Rob Martinsenは「AFX-1000は、ビーム成形機能をレーザ内部で完全に行う世界初のシングルモードファイバレーザ。AM向けに開発されており、AFXによりOEMやエンドユーザは製造速度を大幅に改善できる。したがって部品あたりのコストが下がる。当社は、AFXがAMの経済学を根本的に変え、連続生産への広範な導入を促進すると見ている」とコメントしている。
AFXリングモード形状は、大きな溶融プールを安定化し、スートやスパッタの量を減らして、材料品質と歩留まりを改善する。別々のAFXビームプロファイルは、1秒に30回、その場で迅速に選択可能であり、溶融や固化スピードを制御する新たな自由度が得られる。また、部品不良のよくある原因、応力破損につながる物理的微細構造や熱歪を制御する新たな自由度も得られる。シングルAFXレーザによるリングモード加工は、単一のレーザで100 cm3/hrを超える製造速度で「完全密度」材料(>99.5%)製造が確認されている。
(詳細は、https://www.nlight.net/)