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ソウル半導体、Philipsテレビの販売会社を相手取り2回目の特許侵害訴訟を提起

June, 13, 2019, 韓国--Seoul Semiconductor Co., Ltd. (ソウル半導体)は、 Philipsテレビを販売する米国の家電量販店であるThe Factory Depotを相手取り、米国カリフォルニア州中部連邦地方裁判所に特許侵害訴訟を提起した。

訴状の中でソウル半導体は、当該販売会社が販売したPhilipsテレビがLEDバックライトの製造に関するソウル半導体の特許10件を侵害したと指摘した。当該特許技術として、LCDディスプレイの色再現性を向上させるLEDバックライトシステム、LCDディスプレイに均一拡散させるためのLED光学レンズなどの技術が含まれている。ソウル半導体はLEDバックライト技術の研究開発当初から手掛けてきたチップ、パッケージに関連する特許だけでも数千件を保有しており、他に光学レンズ技術を150件、色再現蛍光体技術を200件有している。

ソウル半導体がPhilipsテレビで特許侵害訴訟を提起したのは今回が2回目である。昨年2018年にソウル半導体はPhilipsテレビを販売した米国の大手家電量販店Fry’s Electronicsを相手取り米国テキサス州東部連邦地方裁判所に特許侵害訴訟を提起した。Philips以外にも多数のテレビが自社特許19件を侵害しているとして現在も訴訟は進行中である。

ソウル半導体営業本部のユ・スンミン社長は、「当社の特許技術を確実に保護するために現在米国、欧州、アジアなどにある多くの世界的なテレビメーカー、テレビの委託製造業社、LCDディスプレイメーカーなどにLEDバックライトシステムに関連する特許の侵害行為を中止するように要求している」と述べ、「特許登録のない廉価部品を使用する戦略で不公正な競争を図るこうした企業などの誤った慣行が是正されることにより公正な社会が成り立つ」と述べている。