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肺がんのリアルタイム診断にニードルベース内視鏡の好結果

June, 5, 2019, Paris--Mauna Kea Technologiesは、肺病の診断とステージ特定に役立つ、nCLEの可能性を証明する、将来に向けた研究を発表した。論文は、「肺がんのリアルタイム診断とステージ特定のためのニードルベース共焦点レーザ内視鏡」というタイトルで、European Respiratory Journal (2019, DOI: 10.1183/13993003.01520-2018)に掲載されており、ダウンロード可能である。

肺がんは、ガン病死の世界的主因である。Centers for Disease Controlによると、毎年400名を超えるアメリカ人がこの病気で死亡している。スクリーニング中に発見された大半の疑わしい病変は、アクセスが難しい箇所にあり、正確な診断が難しい。新しいナビゲーション技術は、この難しい末梢結節アクセスへの侵襲性の少ないアクセスを改善する。しかし、末梢結節コアへのサブミリメートルガイドは、直接的なニードル可視化なしでは達成が困難である。最近、510(K)承認されたCellvizio AQ-Flex19共焦点Miniprobeにより、直接ニードル可視化が可能になっている。

「ニードルベースの内視鏡イメージングの利用により、肺病変や転移リンパ節の特質について正確な結果が得られる」とアムステルダム大学医科センタの肺内視鏡教授、J. T. Annema, M.D. Ph.D.,は話している。「この優れた設計の臨床パイロット研究では、nCLEが89%の精度で肺腫瘍悪性と転移リンパ節を、実質的な観察者間の合意で、検出できることを示した。これらの有望な結果は、nCLEが、肺腫瘍のリアルタイム標的および同定のためのナビゲーション気管支鏡検査法への重要な付加物としての資格を支持している」と肺内視鏡、J. T. Annema, M.D. Ph.D.,教授は説明している。

Mauna Kea TechnologiesのCEO、Robert L. Gershonは、「ニードルベース内視鏡を利用することでインターベンショナル呼吸器学に新たな時代が開かれる。サンプリングの適切な領域特定により正確なガイダンスへの道が開け、また肺がんの診断、ステージ判断、処置にリアルタイムフィードバック技術となる」とコメントしている。
(詳細は、https://www.maunakeatech.com/)