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ソウル半導体の自然光LED ”SunLike”、 パリのグレヴァン蝋人形館の照明に採用

May, 9, 2019, 韓国--世界的なLED (発光ダイオード)専業メーカーの Seoul Semiconductor Co., Ltd. (ソウル半導体)は、自然光LEDの”SunLike”がフランスのグレヴァン蝋人形館(Musée Grévin)のダウンライト照明に採用され、リアルで鮮やかな光の演出によってマイケル・ジャクソン、アンジェリーナ・ジョリーなどのセレブに実際に会っているかのような体験をしているとの反響を呼んでいると発表した。
 博物館、美術館などの展示空間用照明メーカーであるフランスのRAMO社がSunLikeを採用したが、これは同社の照明が自然光に近いスペクトル再現技術によって、物体本来の色相や立体感を表現する高品質な光源であることを認められた結果である。
 ソウル半導体の特許技術であるSunLikeは、自然光に似たスペクトル分布を業界最高水準で再現したLEDソリューションである。グレヴァン蝋人形館の照明に使われたSunLike COB (Chip on Board) LEDパッケージは、展示物の特徴を最も忠実に表現できる最適な条件を備えていた。
 落ち着いた安定感を醸し出す3000K帯の色温度と、暖かくて心地よいムードの4000K帯のWarm Whiteで、視覚的な伝達力を高めた。色相表現のレベルを表す演色評価数(CRI:Color Rendering Index)も平均的なCRI 80レベルとは異なり、SunLikeは最高値”CRI 100”に最も近い”CRI 97”に達しており、照明の下でも自然光の下で見るような効果をもたらし、物体本来の色相を忠実に表現する。乱反射やまぶしさを引き起こす強いブルーライトピークも自然光と同等のレベルに抑えて、鮮明な明暗コントラストや立体感、均一な光の質を提供している。
 RAMO社のOmar Rezki会長は、「ソウル半導体との緊密な協力を通じて、博物館照明の厳格な基準を満たした最適なソリューションを選択することができた」と述べ、グレヴァン蝋人形館の照明に搭載されたSunLikeは、他では決して経験することができない差別化された高品質な光であり、プレミアム照明を再定義するに値する」と語った。
 ソウル半導体営業本部のナム・ギボム副社長は「SunLike LEDソリューションが蝋人形をよりリアルに表現し、観客の共感を得ることに役立っている」と述べ、「今後も高品質な照明が必要とされる博物館、美術館を含め、病院施設、商業用空間などにSunLikeの採用を拡大させて行く」と続けた。
 SunLikeの技術は、ソウル半導体の光半導体技術と東芝マテリアル社の太陽光再現技術TRI-Rを融合させて共同開発したものである。