April, 1, 2019, Roborough--Plesseyは、色変換技術なしで緑の光を発光するために独自のプレーナGaN-on-Siプロセスを開発した。
緑の光を発光するために、LEDメーカーは一般にリン光体または量子ドット変換材料をネイティブブルーLEDに適用する。これらの材料は短波長、一般には450nmの青色光を赤または緑波長に変換するが、効率は一般に10%から30%である。
PlesseyのネイティブグリーンLEDは本質的に、同社独自のGaN-on-Siエピタキシャル成長プロセスを利用して形成される。これは、ネイティブブルーLEDと同じで、主な違いは、LEDの量子井戸構造に含まれるインジウム量である。色変換損失がないので、ネイティブグリーン発光は、色変換プロセスのmicroLEDよりも数桁高輝度である。支配的な緑波長530nmと31nmのFWHMで、このグリーンはカラーディスプレイに最適である。さらに、電流密度に対して傑出した波長安定性を示している。
Plesseyチーフオペレーティングオフィサー(COO)、Mike Snaithは、「Plesseyは、すでに強力で効率的な青色microLEDを供給しており、成長技術におけるこのイノベーションによりPlesseyは世界トップの高性能ネイティブグリーンmicroLEDを開発した。これは、当社の顧客にとって次世代ディスプレイや照明装置となる」とコメントしている。
PlesseyのグリーンネイティブGaNは、緑色変換技術を利用する標準青色デバイスよりも高輝度である。Plesseyの新しい緑色LED製造法は、microLEDディスプレイに世界トップの光出力を提供する。