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三菱電機、板金レーザ加工自動仕分け装置メーカーASTES4 SA買収

August, 7, 2018, 東京--三菱電機は、板金レーザ加工自動化システムを構成する仕分け装置の開発・製造・販売会社であるスイスのASTES4 SA(ASTES4社)の全株式を取得し、完全子会社化した。
 三菱電機は、自社の板金レーザ加工機にASTES4社の自動仕分け装置を組み合わせた高付加価値な板金レーザ加工自動化システムをグローバルに提案・販売し、板金レーザ事業の売上拡大を図る。
 三菱電機は板金レーザ事業を、日本・米州・欧州・中国・東南アジア・インドなどグローバルに展開している。板金レーザ加工は、生産現場での人手不足やファイバレーザ加工機による生産量の増加を背景に、板金レーザ加工の前後工程を含めた自動化による生産性の大幅な向上が求められている。板金レーザ加工の工程は、「素材の供給」、「レーザ切断」、「切断後の素材の搬出」、「搬出された素材から加工済み部品の取り出しと仕分け」から構成されるが、今後、レーザ切断後の仕分け作業を省人化するための自動仕分け装置の需要がグローバルで急速に増加すると見られている。
 ASTES4社は、独自の特許技術により多種多様な素材にフレキシブルに対応し、かつ素材の搬入・搬出機能も備えた自動仕分け装置を保有するとともに、板金レーザ加工自動化システム全体を取りまとめる高いシステムエンジニアリング力も有している。
 ASTES4社の買収により、三菱電機は、保有する素材の自動搬入・搬出システムに加え、自動仕分け装置をラインアップすることで板金レーザ加工自動化システムを強化し、ユーザの生産性の向上に貢献していく。
(詳細は、http://www.mitsubishielectric.co.jp/index.html)