June, 15, 2018, Alhambra--Optomecは、中規模の金属部品作製で従来の粉体床溶融(PBF)と比較して、直接エネルギー堆積(DED)技術が10倍高速、5倍低価格であることを明らかにするベンチマーク調査結果を発表した。
Optomecは、3Dプリント金属および3Dプリントエレクトロニクス向け生産グレード、アディティブマニュファクチャリング(AM)システムの世界的サプライヤー。
「今日、レーザベース金属積層造形(AM)技術に最も一般的に利用されている2つの商用の方法は、PBFと粉末供給DEDである。それぞれに、コア強度があり、同じプロジェクトに利用できる。したがって、この研究ではっきりさせたかったことは、一方の方法が他方よりも優れているのはどんな場合かであった」とOptomecのLENS アプリケーション開発マネージャー、Lucas Brewer氏は説明している。さらに同氏は、「われわれは両方の技術を同じ作業に適用したが、構築時間とコストの大きな差に驚いた。われわれは、この種の試作は、顧客がそれぞれのアプローチの力量をよりよく理解する助けになると考えている」とコメントしている。
ここではLENS 850R DEDとConcept Laser M2 PBFを比較している。
LENS 850R DEDのパラメータは、レーザ出力1200W、層厚500µm、推定構築時間(後工程なし)18時間、、価格3200ドル。一方、Concept Laser M2 PBFは、それぞれ、400W、30µm、240時間、16800ドル。
プリンティング時間とコスト節減に加えて、Optomec LENS DEDシステムの装置購入価格は、同等サイズPBFプリンタのコストの半分以下である、とOptomecは説明している。
(詳細は、www.optomec.com)