May, 1, 2018, London--CONTEXTによると、3Dプリンター市場全体は,前年比14%増。産業用プリンター出荷は39%成長。これは金属および新しいポリマー装置の出荷が増えたためである。
2017年第4四半期、世界の3Dプリンター市場は、上昇傾向を続けている。同四半期の出荷は132Kを超えた。これは前年同期比14%以上の増加。産業用3Dプリンターの出荷は、39%増となった。これは,HP、Carbonを含むポリマーセグメントの新規参入によるものである。しかし、金属3Dプリンターの出荷は引き続き力強い。新規参入者やGE Additive, EOS およびSLM Solutionsなどの業界大手も同様に貢献しているからである。
再定義されたパーソナルセグメントに弱含みが見られ始めたが、プリンター出かが前年比わずか10%増であったとは言え、新たなセグメント、プロフェッショナルクラスが大きく伸び、前年比で出荷は+97%。悪戦苦闘のデザインセグメントでさえ、前年比で+13%となり、業界全体の上昇傾向を示している。デザインセグメントは、プロトタイピングに最も関連のあるセグメントで、業界の強者Stratasysが優位を占めている。
2500ドル以下のパーソナルプリンターの数が優勢であるが、世界のプリンター販売額の70%強は産業用プリンターセグメントによるものであり、したがって業界全体の健全性評価では、ここを最も注視している。また、これがアディティブマニュファクチャリング(AM)を12兆ドル主流製造市場に押し上げるものである。「この重要な産業セグメントのプリンターの販売額は前年比+44%であった。産業用セグメントは、ポリマー3Dプリンター出荷が前年比+31%、金属3Dプリンター出荷が同期に驚異的な+62%。いずれも成長トレンドである」とCONTEXTのVP、グローバルアナリスト、Chris Conneryはコメントしている。
(詳細は、www.contextworld.com)