April, 26, 2018, Christiansburg--Aeroprobe Corporationは、独自の製造技術MELDが、MELD Manufacturing Corporationのスピンアウトを含む新たな商用フェーズに入ると発表した。これは、10年以上にわたるMELDプロセスのR&D成果である。
MELDのCEO、Nanci Hardwickによると,MELDプロセスはアディティブマニュファクチャリング(AM)分野の大変革である。
MELDプロセスは、金属粉末やロッドを含む幅広い材料に使用できる。また,通常は他のプロセスで処分されるような金属チップでも使えるので、グリーンな代替の実用的なオプションになる。
「他の技術との違いは、われわれが溶融しない点である」とAMマネージャ、Chase Coxは説明している。「溶融すると、脆弱さや他の問題を取り込むことになる。材料を、荷担性ではあるが溶融しないようにすることによって、同様のプロセスを満たし、あるいはそれを凌駕する特性、場合によっては元の材料の特性になる」。
溶融することなしに材料を扱える他のプロセスもいくつかはあるが,MELDは大気開放型によって差別化されている。つまり、MELD装置の稼働に、特別なチャンバ、真空チャンバは不要である。
「開放型とは、装備が少なく、頭痛の種も少ないことを意味する。製造の視点から、MELDは造れるパーツのサイズに限定されない。同様のプロセスと比較して、われわれはより大きなパーツを造れるだけでなく、品質的にも材料の選択でも優れたパーツを造れる」とCoxは話している。
AMだけでなく、MELDプロセスは、修理、コーティング、材料の結合にも使える。この技術の斬新さは、これまでは溶接できなかった材料の溶接が可能であることである。
(詳細は、http://meldmanufacturing.com/)