BIOLIFE4D､高成長ヘルスケア3Dプリンティング市場をターゲット

March, 23, 2018, Chicago--BIOLIFE4Dは､同社がレギュレーションA+クラウドファンディングオファリングの準備がととのったことから､高成長ヘルスケア3Dプリンティング市場についてコメントを発表した｡
　最近のレポートは､この世界市場は､2024年までに22億ドルに達すると予測されている｡
　レポートによると､高成長し増加する市場機会の原動力となるのは､手術数の増加と個別化医療ケア要求の高まりである｡特に､再生医療や再生医学におけるアプリケーションの増加が主に収益を生み出すセグメントとなる､これは特に肝臓､腎臓などの器官の3Dプリンティング､血管や心臓組織､皮膚､軟骨､骨のプリンティングなど､BIOLIFE4Dの技術に直接適合したセグメントのためである｡
　BIOLIFE4DのCEO､Steven Morris氏は､｢市場成長予測は､業界にとって明るい兆しである｡治療し､生命を救うことができる画期的な技術の必要性が継続して認められているからである｡当社は､3Dバイオプリンティング業界の先駆けとなり､市場のリーダーとして会社を確立するために､眼前にまたとない機会があると考えている｣と話している｡また同氏は､｢われわれは､医療と科学の両方で業界の専門家チームを作るために懸命に働いてきた｡この市場の成長が加速し始めるにともない､BIOLIFE4Dは無数の命を救うことができる先駆的な3Dバイオプリンティング技術を開発する最高位置に存在する｡また､当社の投資家に価値をもたらすことができる｣とコメントしている｡
　BIOLIFE4Dのバイオプリント臓器移植プロセスは､患者の心臓の詳細な3D画像を作成するためにMRIから始まる｡この画像を使い､コンピュータソフトウエアプログラムが､元の形状とサイズに一致した､患者の新しい心臓のデジタルモデルを構築する｡医師が､血液サンプルを介して患者から細胞を安全に取り出す｡最新の幹細胞研究ブレイクスルーを利用してBIOLIFE4Dは､その血液細胞をリプログラムし変換し､特殊な心臓細胞を造ることを計画している｡
　｢バイオインク｣の作製には､栄養素と､バイオプリンティングプロセスを細胞が生き延びるように手助けする他の材料とを組み合わせた特殊な心臓細胞を使う｡バイオプリンティングは､MRIで得た寸法が与えられる3Dバイオプリンターで行う｡プリンティング後､心臓は次にバイオリアクタで成熟させられ､強くなって患者への移植準備ができるように調整される｡
　BIOLIFE4Dは､レギュレーションA+クラウドファンディングルールに従いSECに5000万ドルのIPOを申請した｡これにより､普通の投資家がBIOLIFE4Dの画期的な心臓組織再生と臓器移植プロセスを市場に出すために投資することができる｡
(詳細は､www.biolife4d.com)