September, 25, 2017, Gloucestershire--InfosysとRenishawは、金属AM技術を使ってエンド・ツー・エンド製品開発サービスを提供するために戦略的提携を発表した。Infosysは、大手エンジニアリングおよびITサービス企業、Renishawは冶金とアディティブマニファクチャリング技術の世界的リーダー。
両社はエンジニアリング専門技術とグローバルリソースを統合し、最終的な金属コンポーネントの量産に向けた、顧客のアディティブマニファクチャリング(AM)導入加速を支援する。Infosysは、AM知識でコンセプトから製品発売までの製品開発プロジェクトを管理できるように、効率的エンジニアリングプロセスと設計を適用する。Renishawは、アディティブマニファクチャリングソリューションセンターのグローバルネットワークを通してInfosysをサポートする。同センターは、アプリケーションエンジニアリング技術者、後加工機能および計測によって支援されており、最新のRenishaw金属AM技術へのアクセスを提供する。
アディティブマニファクチャリング(AM)はコンポーネントの製造法を変えつつあるが、製品設計自体への影響の方がさらに大きい。AMにより製品は軽量で、資源利用効率が向上する。また、非常に優れた熱伝達が容易になり、接続部が少なくなって信頼性が向上し、特殊アプリケーションに完全適合するようにカスタマイズができる。製品機能のこのような利点のためにAMは、製造技術の主流になろうとしており、航空宇宙、医療、自動車、石油&ガス、モールド&ダイ、コンシューマー製品向けの高性能部品の連続生産に利用される。
Infosysのエンジニアリングサービス、グローバルヘッド、Sudip Singhは、「Infosysは、製品設計の分析と最適化を行う強力なデザインツールとともに、AM設計最良事例の豊富な知識基盤を開拓してきた。目的は、AMによって得られる柔軟性をフル活用できるようにするためである」と話している。
Infosysは、エンド・ツー・エンド製品開発および維持サービスを世界中の多くの産業セグメントのクライアントに提供している。これらのサービスには、コンセプト/予備/詳細設計、設計、分析、最適化、製造と製品原価計算の設計が含まれる。Infosysは、価値工学サービスで機能上の枠を超えた専門技術を提供することができる。Infosysの現在の注力は、Industry 4.0の一環としてAMである。
(詳細は、www.renishaw.com)