April, 21, 2017, Durham--クリー(Cree, Inc)は、画期的なNX技術プラットフォームで大きなLEDブレイクスルー達成を発表した。これは、Creeの次世代照明クラスLEDを強化する。NX技術プラットフォームにより新しいExtreme Density(XD) LEDファミリが可能になる。XD LEDファミリは、Creeの前世代ハイパワーLEDよりも4倍高いルーメンデンシティを供給する。この新しい技術プラットフォームによって、画期的な新しい設計が可能になり、色混合、指向性照明、産業用照明など幅広い照明アプリケーションで現在の制約が取り除かれる。
Cree LEDシニアVP/ジェネラルマネージャ、Dave Emerson氏によると、NX技術プラットフォームは、エピタキシャル構造、チップ構造、光変換の進歩に立脚したものである。「LCDバックライティングアプリケーションを踏襲した他の技術プラットフォームと違い、当社のNX技術プラットフォームは、最初から設計して照明アプリケーションのLED性能を飛躍的に向上させた」とコメントしている。
NX技術プラットフォームは、多くのコンポーネントや技術の進歩を統合している。これには、Dmax LEDチップ、一段と高効率の蛍光体システム、新しいパッケージデザイン、合理化された製造工程が含まれる。
新ファミリXD LEDの最初の製品は、XLamp XD 16 LED。これは264lm/㎝2のルーメンデンシティとなっており、現在市販の最高のLEDよりも50%高いルーメンデンシティである。特に、街路灯、ハイベイなど高い光出力、高ルーメン/ワットを必要とするアプリケーションに最適化している。新しいXLamp XD16 LEDにより、優れた光制御、より高い性能の照明器具が可能になる。また、セラミックベースのXD16 LEDは、他の競合LED技術プラットフォームが経験してきたアセンブリ、熱設計、光学設計、信頼性といった課題に取り組んでいる。
XLamp XD16 LEDのエンジニアリングサンプルは、今春遅くに提供可能になる。量産提供は晩夏の予定。
(詳細は、www.cree.com)