December, 20, 2016, Regensburg--屋内水耕垂直農業を行うInfinite Harvestは、安定した風味、優れた品質、新鮮で栄養豊富な農産物を有名シェフ、高級飲食店や有名レストラングループに一年中供給している。
オスラム(Osram Opto Semiconductors)のLEDを搭載した同社独自の生育システムにより、Infinite Harvestの農産物は、ほとんど環境の影響を受けることなく栽培される。
オーナーであるTommy Romanoが開発した完全統合制御環境を利用することで新鮮な農産物の収穫は、5400平方フィートの農場で日々行われている。農産物は、地元の新鮮で高品質の農産物を要望するレストランに販売される。植物の安定した高品質生育をサポートし、作物の損失を最小限にするためにInfinite Harvestは独自の園芸用照明フィクスチャを開発した。これにはOsramのOslon SSL 660nmとSSL 450nm LEDが使用されている。これらは、その環境制御システムの不可欠な部分であることが証明されている。
オープン農法に対して、垂直農法は、都市環境で一年中、休むことなく食料生産を行う新しい産業である。実際、洪水、旱魃、霰や害虫はもはや問題ではない。植物の環境、温度、光、栄養、湿度、あるいは水であろうと、全てが注意深くコントロールされている。最も重要な点は、垂直農法は、従来の農法に比べると必要な耕作地や水の利用がわずかである点である。
垂直農法におけるLEDの利用は最適な植物生育にとって極めて重要であり、OsramのOslon LEDの特殊波長は、光合成プロセスで必要とされるものに最適になっている。Infinite Harvesは、エネルギーと熱効率を念頭に生育照明器具を設計し、潜在的な熱管理の必要性を低減した。したがって、生育ファシリティのためのHVACや電力系統の建設コストと運用コストを下げることができた。
Osramの一般照明シニアマーケティング/事業開発マネージャ、Drake Stalions氏は、「Infinite Harvestの制御された園芸照明環境で使用されているOslon LEDファミリ製品には多くの利点がある。最も注目すべきは、年中いつでも、大量の新鮮な地元の農産物を生産できることだ」とコメントしている。