November, 24, 2016, Taipei--DIGITIMESによると、Epileds TechnologiesとHigh Power Lighting(HPL)は提携してUVC LED製品を開発し、2017年第2四半期にBioraytronブランドで販売する。
Epiledsは、エピタキシャルウエファとチップのメーカー、HPLはLEDパッケージおよびモジュールメーカー。EpiledsがHPLにUVC LEDエピタキシャルウエファとチップを独占供給し、HPLはデバイスとモジュールを製造する。
Bioraytron UVC LEDデバイスは、銅と窒化アルミニウム(AlN)でできた放熱基板、石英光学レンズを採用しており、25mW/㎝2を上回る表面パワー密度達成が可能。国際的なメーカーによるUVC LEDデバイスの高い相場と比較して、Bioraytron UVC LEDデバイス価格競争力がある。価格・性能比は、1-4ドル/mWであり、2017年には1ドル/mWに下がる見込みである。
Epiledsは、UVC LEDチップの年間製造能力を2017年に500万ユニットとし、徐々に増やして2020年には年間5000万ユニットにすると同社は説明している。
Bioraytron UVC LED製品は、最初は水、食品、家庭の化粧室や台所用品の殺菌を狙っている。さらに2018年には医療用消毒、検査やテスト、2019年には産業用浄水を目標にしている。
調査会社Yole Développementによると、世界のUVC LEDの生産額は2015年に700万ドル、その後CAGR 210%で成長して2021年には6億1000万ドルに達すると予測されている。