November, 22, 2016, Taipei--DigiTimesによると、LEDエピタキシャルウエハとチップメーカー、アリマ(Arima Optoelectronics)は、青色LEDチップの製造を止め、AlGaInPモデルに移行した。これは青色セグメントの値下げ競争を避けるためである。
アリマは、青色LEDエピウエハとチップの製造に使用する40のMOCVDシステムを停止し、18システムをAlGaInP LEDウエハとチップの製造に移行した、と同社は説明している。
AlGaInP LEDチップは、技術的な障壁が高いために、メーカーは相対的に少ない。主要な競合はドイツのオスラム(Osram Opto Semiconductors)と中国の三安光电股份有限公司(Sanan Optoelectronics)。
Arimaは、AlGaInPチップを赤外(IR)アプリケーションに集中する。虹彩認識、自動車ダッシュボード、ブレーキランプ、方向指示器、植物成長照明、LED照明、セキュリティ監視など。同社は、波長810nm、850nm、940nmのIR LEDの開発を完了している。
現在、中国がIR LEDチップ販売額の56.6%を占めており、台湾が19.2%、韓国が16.3%とArimaは説明している。