July, 22, 2016, Grapevine--3Dプリンティングサービス拡大と新工場開設を念頭にプロトラブス(Proto Labs, Inc)は、同社の金属積層造形センタの設備にConcept Laserのレーザを採用する。
プロトラブスは今年後半、多数のMlab cusingとM2 cusingマシーンを新設の77000平方フィート工場に導入する。LaserCUSING技術は、同社の既存ポートフォリオである産業用3Dプリンティング、CNC加工、射出成形法を補完する。
同社の積層造形担当VP、Rob Connelly氏は、「当社のビジネスはスピード、効率、高品質の部品供給に立脚している。コンセプトレーザ(Concept Laser)の金属粉体層システムにより当社は、顧客に対して約束を果たすことができる。コンセプトレーザのMlab cusingとM2 cusingマシーン利用して当社は、多様な大きさ、様々な反応性および非反応性金属粉体で製造できるようになる」とコメントしている。
また、コンセプトレーザ社長/CEO、John Murray氏は、「品質に妥協することのない最大スループットは、当社の装置が提供する競争優位性の1つである。特許となっているパッシベートされたフィルタ交換機構とともにクローズドループ材料取り扱いシステムなど、安全機能の統合により、オペレータの粉体暴露を最小化し、工程を効率化する」と語っている。
LaserCUSINGシステムは、様々な合金を使用することができ、プロトタイプは生産コンポーネントと同じ材料から造られる機能ハードウエアとなる。コンポーネントはレイヤごとに作製されるので、鋳造や他の加工では不可能な内部の特徴やパッセージの設計が可能になる。Mlab cusingとM2 cusingマシーンは、全強度の機能的金属部品をプラスチック部品と同様の容易さ、スピードで製造する。量産が必要なら、射出成形法への移行も可能である。