June, 22, 2016, Veldhoven--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)の調査「調光スイッチ市場」レポートは、製品タイプ(手動スイッチ、電気スイッチ、ディマー)、光源(白熱電球&ハロゲン、蛍光灯、LED、HID)、エンドユーザと地域ごとに2022年までの世界市場を予測している。
調光スイッチ市場規模は、CAGR 7.9%成長で2022年までには62億5000万ドルに達する見込みだ。数量ベースでは、市場規模は、予測期間にCAGR 8.8%成長で、2022年には28億5000万ユニットに達すると予測されている。一般照明アプリケーションにおける省エネ要求が市場成長の主因となる。
住宅照明が数量でエンドユーザの調光スイッチ市場をリード
北米とヨーロッパの住宅建設回復、APAC地域の都市化拡大が住宅エンドユーザによる調光スイッチとディマーの消費を牽引すると見られている。商用エンドユーザは、住宅分野と比べて、ワイヤレススイッチ&ディマーなどの高価値製品の浸透が速いため、金額で市場規模をリードすると見られている。
電子スイッチの調光スイッチ市場は予測期間を通じて高成長
電子スイッチには、ワイヤレススイッチ、センサベースのスイッチなどが含まれる。効果的に照明を制御でき、省エネを促進することから、電子スイッチの採用が増加しており、予測期間を通じて高成長が期待される。
RoW地域の市場は予測期間を通じて最高成長率が見込める
世界の他の地域(RoW)、中東とアフリカ、ラテンアメリカは、2016-2022年にCAGR最高成長が予測されている。アフリカでは急速な電化と都市化が進み、中東ではインフラストラクチャ開発への投資が増加するためである。