April, 15, 2016, Aptos--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、軍や警察など非民生用暗視イメージングシステム(NVIS)適合照明で使われるLEDの世界消費市場予測レポートを発表した。
NVIS適合照明で使われるLEDの世界消費額は、2015年に8144億ドル、2022年には1億6509万ドルに達する。この調査の市場予測データは暦年の消費であり、累積データではない。
軍分野がNVIS市場で優勢
NVIS適合照明におけるLEDの世界的利用は軍市場分野が引き続き市場を牽引する。昨年、軍用暗視ゴーグル(NVG)フレンドリ照明用LEDの利用が7877万ドルに達した。2014年は7232万ドルだった。
「暗視適合デバイスでのLEDの利用増は、以下の市場動力学によって後押しされている。技術の進歩、サイズ、重量、苛酷環境での耐性(軍/戦争)、保守やエコロジー/省エネへの懸念の低下」と調査ディレクタ、ステファン・モントゴメリ氏はコメントしている。
「NVGを使用する軍や警察の職員は、ディスプレイがゴーグルの性能と干渉することなく、照明されたディスプレイを読むことができなければならない。ディスプレイは、暗視を使用していない人にも読めなければならない」と同氏は付け加えている。