February, 15, 2016, Talence--ALPhANOVとMuquansは、画期的な周波数逓倍モジュールを共同開発した。これによって、これまで困難だった可視光スペクトル領域で極めて効率的に数Wを生成することができる。
このコンパクトなモジュールは、エネルギー効率よく数Wの光パワーを生成する。優れた出力ビーム品質、高い光学安定性の両方を実現している。したがって、オンサイトあるいはオンボードアプリケーションで数Wの高性能レーザ出力の利用に道を開くものである。
同モジュールは、765nm~805nmの範囲で5Wを超える光パワーを得る魅力的な方法を提供するものであり、変換効率は70%を上回る。したがって、量子技術セットアップ、リモートセンシング(LiDARs….)や生物学に適している。
MuquansとALPhANOVは、入力パワーレベルに関係なく、優れた光品質で高い変換効率を達成するために独自の特許技術を開発した。数100MHzの高速可変が利用可能であり、ロバストでアクティブな安定性スキームにより優れた安定性が得られる。
この画期的な周波数逓倍モジュールはMuquansがスタンドアロンデバイスとして商品化するが、同社は完全レーザシステムを一体型ラックで提供することもできる。これに含まれるのは、ハイパフォーマンスシードレーザと増幅段、周波数逓倍ユニット、専用の超低雑音エレクトロニクス。したがって、これは完全なターンキーソリューションである。ALPhANOVは、カスタムモジュールの開発も提供できる。
主な光学特性
・中心出力波長:765~805nm(他の波長はオプション)
・最大出力: >5W
・変換効率: >70%
・出力安定性: <1% over 2h
・スペクトル範囲:>15nm
・線幅:<25kHz with ECDL seed laser
(詳細は、www.alphanov.com)