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天文学者が初めて宇宙電波バーストをライブで目撃

オーストラリアの天文学者が電波の閃光を史上初めてライブで目撃した。この閃光は宇宙電波バーストとしても知られており、わずかミリ秒単位でしか現れない。
 天文学者グループはこのバーストを研究し、豪州科学・工業研究機構(CSIRO : Commonwealth Scientific and IndustrialResearch Organisation) のパークス望遠鏡が2007年に最初のバーストを発見して以来、積極的に探査を続けてきた。「本当にすごかった。まさに待ち望んでいたものだった。昨年の3月にリアルタイムシステムを設置してから、見つけようと願っていたので、観察中に見た1つのバーストは本当に嬉しいものだった」とSwinburne 工業大学のEmily Petroff 博士は語った。地球上で今さっき電波バーストを見たとしても、実際には宇宙ではるか昔に起こったものである。
 「130億年前にできた宇宙を私たちは現在から見ている。だが、ここからはるか彼方になればなるほど、ずっと以前に放射された光を、今見ている、ということになる。したがって、瞬間的なこの電波バーストを見れば、非常に遠いところ、何億光年もの彼方からやってきたと考えてよい。今ここで見ている光は、宇宙がずっと若かった頃のものだ」とPetroff 博士は説明する。科学者グループは、何が電波バーストの原因なのかまだ解明していないが、これには諸説ある。1つの有名な理論は、崩壊してブラックホールになる中性子星がバーストの原因ではないかというものである。
 詳細はオーストラリアABC ネットのウェブへ。(2015/02/12)