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対ジャミング技術で衛星を電磁妨害から効果的に保護

ボーイング社のエンジニアが、電磁妨害からの信号を遮蔽する衛星の対ジャミング技術に対する試験を実施し、同技術が地上でも、ネットワークハブにつながる衛星内でも、運用可能であることを証明した。試験は米空軍と宇宙ミサイルシステムセンターとの契約に基づき完了し、アメリカ政府が監督した。ViaSat 社設計のモデムを使用したボーイング地上端末とMIT リンカーン研究所が設計した地上端末との間で試験が行われた。試験結果は、情報を地上端末にも送受信する間、モデム(対ジャミング技術) がすべての必要な要求事項に準拠していることを確認するものだった。「この技術が、迅速かつ手頃な価格で既存の資産、特に使用可能なWGS 人工衛星と地上端末に適用できることがわかった。安全な通信への脅威が高頻度で発生するようになり、ますます高度になっている現状では、この高い能力を地上の戦闘員に提供することが必須である」と、Government Satellite Systems 社のDanHart 副社長は言う。この対ジャミング技術は、敵やサイバー・テロリストからの信号から保護するため防御された戦術的な波形を使用する。また、軍隊が低コストで安全な通信を送受信することも可能で、軍や民間の宇宙船での使用にも最適である。
 詳細はIntelligent Aerospaceのウェブへ。(2015/05/14)