米国の民間ラジオ放送開始100周年記念

　2020年11月2日のラジオ放送開始100周年にあたり、FCCのAjit Pai委員長はラジオの歴史について以下のように発言した（要約）。
　「今日は、1920年11月2日に民間初のラジオ放送が実施されてからちょうど100周年である。初放送の内容は1920年の大統領選挙の結果中継だった。
　ラジオは、最も初期の電子マスメディアとして、ルーズベルト大統領の有名な「fireside chats（炉端談話）」からキング牧師の「I Have a Dream」演説まで、米国の歴史における最も重要な出来事をいくつも中継した。長時間ドライブの気晴らしやスポーツ中継などの娯楽、災害時の重要な情報伝達など、今でもラジオは多くの米国民に寄り添う存在である。
　諍いの時も勝利の時も、ラジオは私達が集う機会となった。FCCの献身的なスタッフに代わり、また私自身も、この歴史的イベントを全国民と分かち合えることを光栄に思う。素晴らしいラジオ放送の100年間を祝し、これからもラジオが綴る物語を楽しみにしている！」
　詳細はFCCのウェブへ。（2020/11/02）*PDFが開きます
https://docs.fcc.gov/public/attachments/DOC-367919A1.pdf