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モールド技術で初のダブルチョーク

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 電子部品・電子機械部品メーカーのWurth Elektronik eiSos社は、新しいダブルチョークWE-MCRIを発表した。この種の市販品でモールド技術を使った初の製品である。WE-MCRIはソフトな飽和特性を持っているので、とりわけDC/DCコンバータ用途に適している。WEMCRIは、金属粉末材料にぎっしり詰められた2本の同じ丸いワイヤ巻線から成る。十分な電力と向上したEMC性能を備えた表面実装技術(SMT)ダブルチョークは、超小型(10 ×11.5 × 9 mm)、PCB設計に魅力的な選択肢を提供する。新シリーズは定格電流が最大17 Aまで、飽和電流は最大43.5 Aまでで設計されている。特別な巻き方により、同様の結合インダクタに比べて非常に低い漏れインダクタンスを実現し、最大0.995という驚異的な結合性能係数を持つWE-MCRIシリーズの部品は非常に優れている。これらのダブル電力用チョークは、SEPIC ※1 やĆuk ※2 コンバータ用の完全なソリューションであり、高い定格電流と飽和電流、高い結合係数の要求を満たしている。
 その他の用途には、巻線比1:1 のフライバック・コンバータや、絶縁された2次電圧を持つ昇圧/降圧コンバータなどがある。WEMCRIシリーズは、注文数量に関係なく出荷でき、無料サンプルの発注も可能。
 詳細はWurth Elektronik eiSos社のウェブへ。(2018/07/20)
https://katalog.we-online.de/en/pbs/WE-MCRI

[※訳者注]
1. SEPICはSingle Ended Primary Inductor Converterの頭字語で特定のDC-DCコン
バータ回路方式を表す。
2. Ćukは「チュック」と呼ばれる特定のDC-DCコンバータ回路方式を表す。