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過電流と周囲の過高温から保護するチップヒューズ

 RF、マイクロウェーブおよびミリ波製品の大手メーカーPasternack社はPIM※6 が低くプレナム定格※7 に適合しているケーブル組立品SPP-250-LLPLの新シリーズを発売した。主な用途は、DAS(分散アンテナシステム:distributed antenna systems)、室内用無線システム、マルチ新シリーズの低PIMのブースター・ケーブル36種類はUL910プレナム定格のSPP-250-LLPLケーブルで作られていて、-155 dBcの最大PIMレベルが特徴である。PIMレベルは各ケーブルにマークされたPIM試験結果により完璧に試験されていることがわかる。同シリーズのケーブルは最大動作周波数
6 GHz、最大VSWRが2 GHzまでは1.25:1で、6 GHzまでは1.35:1である。直角のコネクタを含む4.3-10、7/16 DIN、Nおよび4.1-9.5
mini-DINなどのコネクタを組み合わせることが可能。この低PIMケーブル組立品は軽量でフレキシブル、動作温度範囲は-55°C ~ 125°Cである。この製品シリーズは、最低発注数の制限なしでいつでも発送可能。
 詳細はPasternackのウェブへ。(2017/09/12)

[※訳者注]
6.PIM:Passive Intermodulation「相互変調ひずみ」
7.プレナム定格は、常に空気が流れる空間内に設置する製品および付属品に適用され、加熱および可視性煙の放出について規定したUL規格UL 2043に適合している